日本で人気上昇中のバケーションレンタル、HomeAwayとAirbnbの違いは?


最近、日本でも民泊やバケーションレンタルという言葉をよく聞くようになりました。バケーションレンタルとは、オーナーが使っていないときだけ家を旅行者に貸す宿泊スタイル。日本ではいち早くサービスを開始したAirbnbの知名度が高いのですが、2016年に日本支社をオープンさせたHomeAway(ホームアウェイ)が急成長を遂げ注目を浴びています。[HomeAwayのウェブサイトを見る]

この2社は主な利用者や登録物件の特徴などが異なっています。そこで、アメリカの調査会社Phocuswright(フォーカスライト)の調査資料をもとに、その違いを見てみましょう。

家族やグループの利用が多いホームアウェイ

HomeAway(ホームアウェイ)がアメリカでバケーションレンタルのサイトをオープンしたのは2005年のこと。Airbnbのサイトローンチは2008年なので、その3年前になります。2015年にはオンライン旅行会社エクスペディアのグループ会社となり、毎月190ヶ国、4000万人がサイトを訪れる世界最大級のバケーションレンタル会社として知られています。

ホームアウェイの登録物件は、別荘などを一棟まるごと貸し出す一軒家スタイルが主流です。その点が自宅の空いた部屋を貸し出すことが多いAirbnbとの大きな違い。これが利用者の年齢層や宿泊人数の違いにも関係してきます。

下の表はホームアウェイとAirbnbの利用者を、年齢層で分けたものです。Airbnbで予約をする旅行者は18~34歳の若年層が中心、ホームアウェイで予約をする旅行者は35~54歳の中年層が中心という調査結果が出ています。

1予約あたりの宿泊客数を見てみると、ホームアウェイは3人以上での利用が75%、Airbnbは1~2人での利用が61%を占めています。年齢層の調査結果とともに考えると、ホームアウェイは家族やグループでの利用が中心、Airbnbは若者のひとり旅やカップル旅行が中心ということがわかります。

リゾートエリアの物件が充実しているのはどちら?

ホームアウェイは一棟貸しに特化しているため、リゾートエリアや地方の物件が多いのが特徴。下の表はアメリカの主要都市における2社の物件数ですが、Airbnbの物件が都市部に多いのに対し、リゾートエリアに強いというホームアウェイの特徴がよく出ています。

 

「休日にピッタリの家を探そう!」をメッセージにしているホームアウェイ。Airbnbに比べると、利用者の平均宿泊日数が多く平均消費額も高めです。下の表を見るとわかるとおり、ホームアウェイの平均宿泊日数は6日、Airbnbは4日。平均消費額は1032ドルで、Airbnbの584ドルのおよそ2倍になっています。1泊の平均消費額で見ると、ホームアウェイの1泊単価はAirbnbより32%多い181ドルということになります。

プライベート感を大切にした物件を揃えるホームアウェイは、日本での実績も順調に伸ばしており、2016年度の伸び率は前年比94%を記録しました。国内の登録物件も増えていて、古民家や京都の町屋といった物件は外国人観光客から人気を集めています。

今後、ますます需要が高まることが予想される日本のバケーションレンタル、そしてホームアウェイのサービスに注目です。

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