京都の風情溢れる街並みの散策


794年、長岡京から平安京へと遷都したことから、以後1000年にわたり日本の首都だった京都。その歴史は以前から息づき、人々によって育まれてきた長い歴史を持つ古都です。その歴史に伴って多くの歴史的建造物、あるいは重要な出来事が起こった京都も、今はその面影を残すのみとなっています。

今は近代化が取り入れられる側面と、ひっそりと歴史を物語る側面が相まって、いわば時代のモザイクのような街となっています。一歩その場所に足を踏み入れると一昔前に迷い込んだような気分に引き込まれ、一歩その場所から出るとまさに「我にかえる」のです。このような不思議な旅ができる都市はそんなに多くはありません。残された京都の風情を感じつつ、しかし都会の喧騒に包まれた、そんな京都をぜひ体験してください。

◼産寧坂(三年坂)

2

古い建物が両側に並び、さぞや歴史の古い街並みだろうと思いきや、実は大正時代に少しずつ開発されてきた産寧坂界隈。それまでは静かな山だったと言います。重要伝統的建造物群保存地区とされ現在では当初よりも広い範囲で制定されています。もともとは清水寺の子安塔を参拝するための順路だったために、このような名前になったとされています。

・最寄り駅:市バス100/206系統「清水道」下車徒歩5分(清水寺方面に上ると入口があります)

◼二寧坂(二年坂)

3

産寧坂を下った先にある二寧坂。単純に順番でこの名前がついたとされていますが、街並みは産寧坂と同じく、大正時代の建物が今もなお保存されています。詩人、画家として知られる竹下夢二が大正時代に2年弱過ごした家が残っており、今でもたくさんの観光客が訪れます。産寧坂や二寧坂の石畳の坂道は、一昔前にタイムトリップしたかのようなノスタルジックな雰囲気を醸し出しています。

◼石塀小路

4

実はこの石塀小路も、重要伝統的建造物群保存地区に含まれています。もとは圓徳院の敷地の一部だったものが明治時代に新しく導入された税金対策のために取り壊され、この小路が作られました。こちらも大正時代初期に作られたものでその当時の趣のある小路となっています。高台寺の裏通りにあたり、道幅が細いのでいつも静かでひっそりとしているため、より昔ながら京都の風情を味わうことができるでしょう。二寧坂をそのまま高台寺、円山公園方面へ進むと右手に高台寺、左手に細い路地があります。

前へ アジアでクリスマスを過ごすなら
次へ フィリピンの絶景:見事なまでに美しいフィリピンの名所TOP3